鹿児島県肝付町

2018年7月19日(木)鹿児島県肝付町を訪問させていただきました。
昨年もお邪魔していますので、約1年ぶりとなりました。
肝付町は本土最南端の鹿児島県大隅半島南東部に位置し、総面積は308.10平方キロメートルと広大です。人口15,601人、65歳以上の人口は40.2 %の高齢者の方が多い町です。
なんといっても肝付町は「日本の宇宙開発・ロケット開発の父」と呼ばれる糸川英夫博士が、新たな発射場を求めて、昭和37(1962)年に内之浦宇宙空間観測所を設置し、今年で開設56年となりました。ここでは1970年に日本で初となる人工衛星「おおすみ」、2003年には、「はやぶさ」、2013には、「イプシロン」の打ち上げが行われています。

そんな宇宙開発で有名な肝付町ですが、実はもう一つ、町をあげてのICT戦略でも有名です。肝付町では、都市部との情報通信格差是正などを目的に、町内全域に総延長306キロにおよぶ光ファイバー網を整備し、運用を開始しています。このような技術を用いて肝付町の住民の健康や暮らしを支援しておられます。
私たちの所属する大学でも、ICTの運用による効果的な教育を推進しています。またこのような技術を企業内の健康管理に活かそうと考えています。

このような思いから肝付町にお邪魔し、肝付町のICTの牽引者である「能勢佳子保健師」さんから、またまた様々な学びをいただきました。

肝付町のFM放送に出演

能勢保健師さんは、住民からの信頼も高く、先を見据えた仕事のできる、素晴らしい能力をもたれた保健師さんだと思います。本来であれば、私の育てる学生たちみんなに会っていただきたい!!そんな方です。保健師って尊い素晴らしい仕事だと再確認できます。
今回は、ICT事業や保健活動のお話を聞かせていただき、そのあとFMきもつきの「たんねんみろかい」というラジオ番組に丸上と永岡が出演させていただきました。ICTでの健康支援全般と本学のICT教育の話に花が咲いたようです。

私たちリワークプレイスも、企業内の健康管理にICTを活用し、より正確でより早くかつ安価を担保しつつ、人手の足りないところを補填できる支援を考えていきます。

きびなごや黒豚も美味しいので是非お訪ねください


夕食は能勢保健師さんのご主人が経営されるお店を開けていただき(もともと定休日だったのに・・ありがとうございます!)美味しいお料理を数々ごちそうになりました。
またご主人はお店経営の傍ら、教育にもかかわっておられるとのこと、ご主人の教育者としての姿勢を聴かせていただき、またまた心打たれた夜でした。

保健師 新谷