飲料製造会社の一般社員向けストレス研修
2017年12月 兵庫県にある飲料製造会社にて“働きやすい職場づくりとやりがいを感じられる仕事のために”というテーマで60分の研修を行いました。【職場巡視同行→ストレスチェック+項目を検討した上での調査→結果を踏まえての全員面談→オーダーメイドの研修→報告会+今後に向けての取り組みの検討】という流れのなかで行った研修でした。
この研修のなかで、ストレスをすべて排除するのは無理であること、ストレスは別の見方では成長の糧にもなることを前提に、個々の社員が「ストレスに対処する力」を身に付けていく方法、上司はどうすれば部下がこの力を身に付けていくことができるかについて、具体的な場面ごとのかかわり方についてお話をしました。
ストレスの回避ばかりを考えるのではなく、ストレスに負けない力を身につけ、ストレスに強い社員をつくる!机上の話に終わるのではなく、明日から、即、実践できる内容でお話をしました。社員さんのなかには熱心にメモを取ってくださる方もおられ、これからも、実践に即したお話をしていきたいと思いました。
健康相談
販売会社で健康相談をしている際に、使用させていただいている部屋です。
ここでいつも社員さんとお話をさせていただいています。
社員さんの心と身体の健康、それに影響する労働環境を職場巡視の同行をしながら情報を得ます。
わが国の産業看護のリーダーであり、私が尊敬する河野啓子先生の著書にもある「労働と健康の調和」を、いつも見せていただいています。
地域活動
地域コミュニティー向けに、地域のお寺でコミュニティー活動を実施しました。
職場におけるメンタルヘルス研修
6月13日(水曜日)広島県呉市にある飲料販売会社にて「職場におけるメンタルヘルス~ラインケアとセルフケア」というテーマで1時間の研修を行いました。毎年、ストレスチェックと面談のあとに統計的な分析を行い、面談結果も加味しながら総務と研修内容を決めていきます。今回は、部下が元気がないと気がついたとき、どのように声を掛けかかわっていけばよいのかの具体をお話をしました。上司と部下が話をしている動画を幾つか見ていただきながら、どこが良いのか、どこが良くなかったのか、またどうすれば良いのかについて細かく動画→説明という流れで進めていきました。
調子が悪く、口の重い状態の方に、どのようにかかわっていくとよいのか悩んでしまうことも多いと思います。実際の「困りごと」に対応できる具体的な研修になったかなと思っています。
聴いてくださる社員さんはメモを取りながら、うなずきながら真剣に耳を傾けてくださっていたので、こちらも、役に立てたかなと嬉しくなりました。
この具体的なかかわり方は、心理学での学びがかなり入っていますが、それ以外にも私自身が多くの社員さんとかかわらせていただいた、その経験も加えさせていただいています。
本日の研修は、単に上司と部下とのかかわり方に留まらず、夫婦、家族、友人との関係のなかでも活用できるものだと思います。
社員さんみなさんが、元気でイキイキと働けるよう、微力ですがこれからも精進していきたいと心に思いながら帰路につきました。